不眠症がうつ病の原因に?「うつ」になるリスクが2倍以上!?

不眠症を持っている人は、普通の人に比べて“うつ病”を発症するリスクが2倍以上だとわかりました。イギリスのバイオメッド精神医学紙(journal BMC Psychiatry)にて掲載された研究結果が話題になっています。早速、気になる詳細をチェックしていきましょう。

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各国で行われた不眠症の研究結果をメタアナシス*にして分析しました。参加した調査対象の国は、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南アメリカです。

 

メタアナリシス(meta-analysis)とは、複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること、またはそのための手法や統計解析のことである。メタ分析メタ解析とも言う。ランダム化比較試験(RCT)のメタアナリシスは、根拠に基づく医療において、最も質の高い根拠とされる<引用元

 

各国で行われたリサーチ結果は、生物学・ 医療研究結果などが発表されているデーターベースから抽出されました。

(データーベース:PubMed, Embase, Web of Science and China National Knowledge Structure )

 

2014年10月に行われたデーター抽出は、“不眠症”と“うつ病”に関連する、臨床実験4,802回、被験者44,000人(アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジア)を対象に行われました。

 

実験結果を集積して解析した結果。

「不眠症の人は普通の人に比べて、うつになるリスクが2.3倍以上」とわかりました。

全実験34回の内26回が、うつになるリスクが上がると示しています。

実験を率いたLiqing Li氏は、「年齢、性別、地域、異なる不眠症のタイプ、全てにおいて76%以上の高い数値で“不眠症がうつ病のリスクを上げている”のは、異常とも言える結果でした」と驚いています。

 

研究チームは、「実験結果から、“不眠症”がうつ病リスクが上げていると言えるでしょう。他に考えられる“不眠症”の影響は、感情的になったり、持続性が損なわれること。それにより、神経に影響が出て、うつ病の発症が促進される可能性があります」とも説明しています。

 

世界的にも“不眠症”に悩む人々が増加傾向にあるそうです。

1/5人は不眠症と言われる、日本。

仕事や人間関係で悩み、気づいたら眠りが浅くなっている?そんな時は、早めの対策で”不眠症”を撃退しましょう。不眠症が続くと疲れが取れないので、何ごとにもやる気が起きくなります。

 

朝起きて、仕事に行きたくない。

学校に行きたくない。

何もしたくない。

 

などの症状が現れたら、“うつ”の危険サインです。

「不眠症=うつ病」の原因になるということを忘れずに、しっかりケアしましょう。

 

Aida Minamoto

【参照元】

※  Insomnia and the risk of depression: a meta-analysis of prospective cohort studies.

※ Insomnia Associated With Increased Risk of Depression

※ NCBI

 

 
 
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