【不眠症】コーヒー飲むと眠れないは、本当!正しい対処法と飲む時間
寝つきが悪いかもと思ったら、不眠症予備軍ですよ!コーヒーを飲むと眠れないのは、本当です。カフェインの効果と飲む時間に気をつければ、快眠できます。アメリカのウェイン州立大学の研究レポートに驚きの結果が!!正しい時間と飲み方を覚えて、コーヒーライフを楽しみましょう。
不眠症の原因!カフェインはコーヒーだけじゃない!
コーヒーは、カフェインを多く含んでいるので、アナタの睡眠へ影響するのは本当です。目覚めのコーヒーや仕事の休憩のコーヒー、これを完全にやめることは難しいと思うので、正しい飲み方とカフェインの付き合い方をマスターしましょう。
カフェインは、コーヒー以外にも含まれているので、注意が必要です。
カフェイン飲料
- コーヒー
- アイスコーヒー
- ココア
- 緑茶
- 紅茶
- コーラー
- エナジードリンク
- チョコレート製品
これらを飲んだり、食べる習慣があるなら、摂取方法を気をつけましょう。
【不眠症】コーヒー飲むと眠れないは、本当!
アメリカ・デトロイトににあるウェイン州立大学(英:Wayne State University)のメディカルスクールで、『カフェインが睡眠に及ぼす影響』について実験が行われました。
実験方法
被験者を3つのグループに分けて、異なるタイミングでカフェインを摂取してもらいました。
- 寝る間際
- 寝る3時間前
- 寝る6時間前
それぞれのグループの睡眠の質を2パターンで評価しました。
- 睡眠測定器
- 被験者の睡眠日記
結果
全てのグループの睡眠に影響する結果になりました。
寝る6時間前であっても、コーヒーやカフェインを含むお茶を飲めば、睡眠に悪影響がでることがわかりました。
実験を率いたクリストファー博士は、「仕事の帰り道に、マグカップ1杯のコーヒーを飲むと、睡眠に悪影響が生まれ、その影響力は寝る前にカフェインを摂取する場合と同等である」と学術誌『Journal of Clinical Sleep Medicine 』にコメントしています。
不眠症の原因!本当に怖いカフェインの落とし穴!?
この実験では、測定方法が2パターンあって、『睡眠測定器』と被験者が感じた『睡眠日記』が使われました。
寝る6時間前にカフェインを摂取したグループは、睡眠測定器では睡眠時間が1時間少なくなりました(平均)しかし、被験者の『睡眠日記』には、「通常通り」と記録されていました。
1時間少なくなった『睡眠時間』に変化を感じた人がいなかったのです!!
寝不足の悪循環はここからスタートします。カフェインの効果で十分に眠れていなければ、目覚めても疲れが取れず、やる気が起きません。疲れているから、眠い状態になり、カフェインが欲しくなります。カフェインを多く取れば、さらに眠れなくなります。
知らない間にカフェインの『悪循環』に入っていませんか?正しい対処法と飲む時間を守りましょう!
コーヒー飲むと眠れないは、本当!正しい対処法と飲む時間
寝る前6時間グループでも、睡眠に悪影響が出ている結果は前述した通りです。眠る時間から逆算して、8時間以上は時間をあけましょう。
ベストな時間は?
カフェイン締め切りは14時がベストです。
これなら、22時や23時に眠る頃には『カフェイン』効果が消えています。
どうしてもコーヒーが飲みたい人には?
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タンポポコーヒーは、コーヒーの味はそのままで、カフェインが入っていないので、妊婦さんやおやすみ前のリラックスにも効果的です。
仕事中のコーヒー?
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仕事中にどうしても『コーヒー』が飲みたい人には、カフェインレスコーヒーがオススメです。コーヒーの味はそのままで、カフェインをほぼカットしているので、コーヒーの締め切り14時が難しい人は、ここからスタートすると良いですよ。
カフェインと上手に付き合って、快眠を手に入れましょう。
Aida Minamoto
【参照】
Caffeine Effects on Sleep Taken 0, 3, or 6 Hours before Going to Bed